霧島酒造が、Arcserveのバックアップ専用アプライアンスを導入

Arcserve UDPのベアメタル復旧を活用し、1日で仮想化基盤へのサーバ移行を実現

2016年9月12日東京発

arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、社長:江黒 研太郎 以下、Arcserve Japan)は、霧島酒造株式会社(本社:宮崎県都城市、代表取締役社長:江夏 順行)が統合バックアップ・リカバリ ソリューション「Arcserve® Unified Data Protection(以下、Arcserve UDP)」の『ベアメタル復旧』を活用して、仮想化基盤へのサーバ移行を行ったことを発表します。同時に、バックアップ専用アプライアンス「Arcserve UDP 7300 Appliance」を導入し、バックアップ・リカバリ システムにかかるコスト削減を実現しました。

 

霧島酒造は、1916年(大正5年)に宮崎県都城市で創業した老舗酒造メーカーで、「品質をときめきに」を企業スローガンに豊かな酒・食文化を追求しています。同社では、BCP(事業継続計画)の観点からクラウドサービスや事業者データセンターの活用を積極的に推進してきましたが、複数データセンターでのシステム運用によりコスト負担が大きくなり、この軽減が経営課題のひとつとなっていました。

 

 

そこで同社は、従来DR(災害復旧)サイトとして利用していたデータセンターで稼働している仮想化基盤にサーバを集約することを決定、「Arcserve UDP」の『ベアメタル復旧』を活用して、クラウドサービス事業者が提供するIaaS上に構築したシステムから、仮想化基盤へのサーバ移行を行いました。IaaS上にはアプリケーションサーバーなど45台のサーバーシステムが稼働し、約6TBのデータが蓄積されていましたが、通常業務におけるバックアップ・リストアシステム構築時にこの機能を使い慣れていた同社では、サーバ移行も即座に実行することができました。

 

『ベアメタル復旧』とは、OSから、アプリケーション、各種システム上の設定、個人設定、システムに格納されたデータまで、そっくりそのまま再現することができ、通常より圧倒的に速く復旧できる機能です。「Arcserve UDP」に基本機能として搭載されており、災害対策や仮想化基盤への移行にも活用されています。

 

霧島酒造では、仮想化基盤へのサーバ集約に合わせて、バックアップ専用のアプライアンスサーバ「Arcserve UDP 7300 Appliance」の導入も決定しました。必要な管理コンポーネントがインストール済みで、メモリーやSSDなどのサイジングも不要であるため、バックアップシステムの導入作業が大幅に短縮されたほか、ライセンスが使い放題である点からシステム全体で約1割のコスト削減に成功しました。

 

 

サーバの仮想化基盤への移行とArcserve UDP 7300 Appliance導入について、霧島酒造のITシステムを管理する霧島ホールディングス株式会社 管理本部 システム管理課 係長の堀之内 茂幸氏は次のように述べています。「以前からバックアップ・リストアシステムの構築時にArcserve UDPのベアメタル復旧を活用していて、バックアップだけに利用するのはもったいないと考えていました。Arcserve UDPのベアメタル復旧とArcserve UDP 7300 Applianceを活用した仮想化基盤へのサーバ移行は簡単で、わずか1日で終了しました。」

 

 

霧島酒造では今後、東日本のデータセンターにおけるDR環境の構築を目指しており、Arcserve UDPとArcserve UDP 7300 Applianceがこれを支援する予定です。

 

 

Arcserve UDP について
Arcserve UDPは、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューションです。 (1)仮想・物理環境やクラウドコンピュータ上のデータを一元的に保護できる集中管理機能、(2)環境全体にわたるバックアップデータの重複排除と遠隔拠点への自動転送機能、(3)災害時にはシステムを即時利用可能にする仮想スタンバイとインスタントVM機能に加え容易な操作性で他のソリューションと一線を隔しています。製品の詳細については、こちら をご覧ください。

 

Arcserve UDP 7300 Appliance について
Arcserve UDP 7300 Applianceは、イメージ バックアップ ソフトウェアArcserve UDPがプリインストールされたバックアップ専用サーバです。保護対象台数無制限のライセンスとバックアップ/リカバリ用に最適化されたハードウェアで、Arcserve UDPの使い勝手をそのままに、中規模環境のバックアップ/リカバリをより簡単かつシンプルに実現します。製品の詳細については、こちら をご覧ください。

Arcserveについて
Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ/リカバリ・ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージバックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューションパートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserveの詳細については、arcserve.com (Arcserve Japan: arcserve.com/jp )をご覧ください。

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Arcserveシリーズとソーシャル・ネットワーク・サービス

 

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