お世話やがArcserveのクラウド バックアップ活用により、本格的なBCP対策を実現

〜Arcserve UDP ApplianceからArcserve UDP Cloud Hybridへ、使い慣れた管理コンソールでレプリケート先を追加するだけのシンプルさを高く評価〜

  arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、職務執行者社長:江黒 研太郎 以下、Arcserve Japan)は、株式会社お世話や(本社:東京都渋谷区、代表取締役:牛場 清 以下、お世話や)がクラウド バックアップ サービス「Arcserve® UDP Cloud Hybrid」を活用して本格的なBCP(事業継続計画)対策を実現したことを発表します。 日本有数のアクセサリーおよびファッショングッズ卸事業者であるお世話やは、原宿をはじめとした全国の「OSEWAYA」ショップでの店舗販売とオンラインショップの運営を行っています。 <経緯> 同社では、約20年前にサーバを導入しバックアップ運用を開始した際、バックアップソフトも導入、何社か利用したが、日本市場にあった日本語化がされているArcserve Backupを採用。その後、会社の成長とともにシステム投資が増加し、運用管理負荷が増加し続けていたことから、高性能でありながら使い易さに定評があった Arcserve UDP を導入しました。これにより運用管理の負荷軽減に成功した一方、システムの拡大や複雑化に伴い、ライセンス管理の負荷も増大。同社でただ一人の情報システム担当者が限られたリソースで対応するのは困難となり、ライセンス管理の不要なバックアップ 専用アプライアンスArcserve UDP Applianceを導入しました。内蔵するストレージ容量の範囲なら台数無制限でバックアップができるなど、複雑な操作や設定が不要なArcserve UDP Applianceの導入により、それまで最大2日かかっていたリストアが5~10分で対応できるようになり、管理負荷の大幅な軽減に成功しました。 <課題> しかし、東日本大震災以降も度重なる豪雨や台風などの自然災害を目の当たりにしたお世話やは、事業継続のため会社のデータ資産を守る重要性を再認識しました。同社では、物理サーバ7台に約40の仮想サーバを構築し、オンプレミス環境でシステム運用を行っていますが、サーバルームのある本社周辺の土地は比較的低く、浸水リスクも無視できないことから、さらなる備えを考える時期に来ていると判断しました。 <Arcserve UDP Cloud Hybrid 導入の理由> 本社被災を想定した本格的なBCP対策の実現に向けて同社が検討したのは、クラウドへのバックアップです。会社の事業運営上欠かせないデータをクラウドに保存しておくことで事業継続を目指しました。バックアップ先のクラウドとして同社が選んだのは、これまでの運用の延長線上で実現できる Arcserve UDP Cloud Hybridでした。 Arcserve UDP Cloud Hybridは、統合バックアップ・リカバリ ソリューション Arcserve UDPやArcserve UDP Applianceで取得したバックアップ データの複製先としてArcserveが国内で提供する強固なクラウド環境を利用できる災害対策サービスです。サーバインスタンスの構築やソフトウェアの導入、その後の維持管理などが必要なパブリッククラウドと異なり、すでに導入済みのArcserve UDP Applianceの管理コンソールを使ってArcserve UDP Cloud Hybridへ複製するための情報を追加するだけで、自動的にクラウドへデータを転送できるシンプルさが、リソースの限られた同社にとって理想的なソリューションでした。ストレージ サイズによる容量課金のみという明瞭なライセンス体系も、採用の決め手となりました。 <効果> お世話やでは2020年夏、まず1TBのストレージ容量でArcserve UDP Cloud Hybridの利用を開始し、その後さらに2TB追加しています。Arcserve UDP Applianceで日次バックアップを取り、7世代分のデータ管理を行うとともに、Arcserve UDP Cloud Hybridにも毎日日次バックアップを複製するというバックアップ運用により、冗長性の高いBCP対策を実現しています。 大規模な自然災害が起きても、クラウドに生きたデータさえあれば別の端末でアクセスでき、事業継続が可能になります。お世話やは、本格的なBCP対策を実現するArcserve UDP ApplianceとArcserve UDP Cloud Hybridのベストな組み合わせを通じて、将来への安心を手にすることができました。 ※本事例の詳細は、本サイト (要登録) よりダウンロードしてご覧いただけます。 Arcserve UDP Cloud Hybrid について Arcserve UDP Cloud Hybridは、統合バックアップ・リカバリ ソリューション Arcserve Unified Data Protection (UDP) で取得したバックアップ データの複製先として強固な Arcserveクラウドを利用できる災害対策サービスです。Arcserve UDP Cloud Hybrid を活用することで、構築・運用の手間をかけることなく、簡単にデータの遠隔バックアップを行なえます。オンプレミスでの利便性の高いバックアップと災害に備えた遠隔バックアップを組み合わせたハイブリッドなバックアップ環境を実現できます。 Arcserve UDP Cloud Hybrid では、バックアップ データの複製先として東日本、西日本の2つのリージョンを選択できます。遠隔地にデータを複製することで、お客様サイトに災害や障害があっても、データが失われることはありません。 Arcserve UDP Cloud Hybrid(東日本リージョン) は、代替の仮想マシンでお客様システムをArcserveクラウド上で起動する機能を備えており、お客様サイトでの災害発生時に基幹システムや重要なアプリケーションのダウンタイムを最小化できます。この代替仮想マシンにはポイント対サイト、またはサイト対サイトの VPN 経由で接続できます。 また、Microsoft 365(旧称Office 365) のデータを、Arcserve UDP Cloud Hybrid へ直接バックアップを行なえます。サイバー攻撃やランサムウェアの被害、データ・ファイルの破損、操作ミスによる消去などのリスクから オンプレミスにバックアップ環境を構築することなく Microsoft 365 のデータを保護することができます。 Arcserve UDP Cloud Hybrid 紹介ページ Arcserve UDP Applianceについて Arcserve UDP Applianceは、統合バックアップ・リカバリ ソフトウェア Arcserve UDP がプリ インストールされたバックアップ専用サーバです。Arcserve UDPの使い易さをそのままに、バックアップ運用をより簡単かつシンプルに実現します。バックアップ対象が増えても Arcserve UDP のライセンスを追加購入する必要がないので、ライセンス管理が不要で、調達コストも抑えられます。さらに、万が一の災害に備え、バックアップ データの遠隔地への転送・複製も可能です。複製先としては、オンプレミスの 他、Arcserve UDP Cloud Hybrid を利用することができます。 Arcserve UDP Appliance 紹介ページ Arcserveについて Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ・リカバリ ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップ ソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージ バックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューション パートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserve の詳細については、本社サイト arcserve.com もしくは、Arcserve Japan サイトをご覧ください。 *本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 Arcserve シリーズとソーシャル・ネットワーク・サービス Arcserve オフィシャル・サイト Twitter Facebook Arcserve Blog Arcserveシリーズ製品に関するお問い合わせ先 Arcserveジャパン・ダイレクト TEL: 0120-410-116 (受付時間: 平日9:00~17:30) e-mail: JapanDirect@arcserve.com 本件に関する報道機関からのお問合わせ先: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビル Arcserve Japan 平野祐司 email: yuji.hirano@arcserve.com